1人1人が1位になる人気を持つ、有名シンガー達約30組がコラボした曲が発売されました。
その目的は「地球環境保護」!!!
4月22日は国際記念日「EarthDay アースデイ」で、その日を前に発売となりました。
その曲名は・・・
「Earth」(アース)
地球!ってそのままの名前ですが、わかりやすくていいですね。
誰が、どうして作ったの!?
この曲を作ったのは Lil Dicky(リル ディッキー)というコメディアンでもあり、ラッパーでもあるアメリカ出身のアーティストです。
リル・ディッキーがタイム誌に語ったのは
「今後12年間で、地球への損害が取り返しのつかない事になる。それはすぐそこまで来ていて、僕達が生きている間に起こってしまう!2030年には気温上昇の限度を超える可能性があり、人類が生きられなくなるとされている。12年という期間を突き付けられ、地球に住む僕たちはようやく真剣に考える必要が出てきた」
と言っています。
2030年にそんな状態になる可能性があるなんて知らなかった・・・
とても恐ろしいことです。
現在の地球は温暖化が問題となっていて、このまま気温が上昇し続けると、異常気象、自然破壊、動物の生態系に影響、海面の上昇、病気や飢餓が広がるなど、様々な問題が起こると言われています。
これらの問題に目を向け、地球温暖化や環境破壊などの地球環境問題についてどうにかできないかと、俳優レオナルドディカプリオとリル・ディッキーが話し合って生まれたのがこの曲です。
レオナルド・ディカプリオ
実はレオナルド・ディカプリオは以前から地球環境問題に強い関心を持っていて、1998年に「生物の保全および、気候の変動の緩和と災害救援への取り組みを支援する、レオナルド・ディカプリオ財団」を設立しました。
2014年には国連から、気候変動問題を担当する「ピース・メッセンジャー」に任命されています。
この「Earth」の収益は、そんな地球環境問題に強い関心を持っているレオナルド・ディカプリオの環境保護財団に寄付されるのです。
誰が歌ってるの!?
この曲は超豪華歌手がたくさん出てきますが、それぞれ本人で出てくるのではなく、みんな動物や細胞になって出てきます。
以下のメンバーが登場します。
ジャスティン・ビーバー(ヒヒ)
アリアナ・グランデ(シマウマ)
ホールジー(子ライオン)
ザック・ブラウン(牛)
ブレンドン・ユーリー(豚)
ヘイリー・スタンフィールド(キノコ)
ウィズ・カリファ(スカンク)
スヌープドッグ(マリファナ)
ケヴィン・ハート(カニエウエスト)
アダム・レヴィーン(ハゲタカ)
ショーン・メンデス(サイ)
チャーリー・プース(キリン)
シーア(カンガルー)
マイリー・サイラス(ゾウ)
リル・ジョン(ハマグリ)
リタ・オラ(オオカミ)
ミゲル(リス)
ケイティ・ペリー(ポニー)
リル・ヨッティー(HPV)
エド・シーラン(コアラ)
この他にもメーガン・トレイナー、バスケットボール選手のジョエル・エンビート、トリー・レーンズ、韓国人歌手のPSY、バット・バニー、クリス・ウー、バックコーラスでバックストリートボーイズ、曲の最後にはレオナルド・ディカプリオが本人役で参加しています。
さいごに
この曲は昔の「We are the world」のような感じと言われています。
確かに、有名歌手や俳優、スポーツ選手が集まって合唱~なところは似ていますよね。
この曲のテーマは地球環境保護ですが、ウチの息子たちはきっとそんなテーマで知らない人たちが歌ってたら聞かなかったんだろうなぁ・・・
若い子に人気の歌手が集まって歌うことで、子供たちに聞かれるようになり、そしてこの曲を聞いた子供達が地球環境を気にするようになる。これって素晴らしいですね。
しかも、この曲に参加したアーティストはノーギャラというのも素晴らしい!
でも残念ながら日本の若者で洋楽を聴かない子たちは、この曲を知らないんですよね。
日本でも、こんな感じで若者に人気の歌手が集まって地球環境保護や、その他の大事なテーマについて歌ったりしてくれたらいいのになぁ~と思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。